wordpressテーマのハミングバード(Hummingbird)はOPEN CAGEから販売されているテーマで、価格が安いので人気があります。
以前紹介したStork19も、ここOPEN CAGEから販売されていますね。
有名で安いけれど、内部SEO対策や、読み込み速度などテーマの質はどうなんでしょう?
今回も有名有料テーマと比較しながら、特徴などをご紹介します。
ハミングバードの性能を比較
まずはテーマの読み込み速度や内部SEO対策、価格などの比較を紹介します。
計測に使ったのはGtmetrixで、公式ページのデモサイトや実際に使っているサイトで比較しています。
プラグインやサーバー、デザインでも数値は変更するので、参考値としてみて下さい。
ハミングバード(Hummingbird)の読み込み表示速度
ハミングバードの表示速度は、100点満点で57です。
同じOPEN CAGEから販売されてStork19は71なので、際立って遅いですね。
ただし、体感ではそこまで重いという感じもありません。画面自体の切り変わりはそんなに遅くないので、読者も「ん?なにこれ?重い」とは思わないと思います。
これは実際にハミングバードを使っているブログのスコアです。
このブログの設定は、こちらになります。
- エックスサーバー
- All in One SEO Pack
- JetPack
- その他Contact formなど高速化に関係のないプラグイン3つ
ページスピードスコアが78とそこまでよくないのですが、さすがJetPackとAll in One SEO Packの組み合わせです。ページを開いたら高速表示です。
これらのプラグインは強力なキャッシュを使っているので、不具合が出やすいし面倒くさいことも時々あるので、使う場合は注意してください。
次にYslowスコアを見ていきましょう。
このサイトは、TOPページファーストビューに画像とバナー広告を入れているのでDNSのスコアが悪いですが、表示速度は早いのでOKです。
以前のストーク19も同じですが、OPEN CAGEから販売されているテーマは、Pagespeed insightやGtmetrix、Testmysiteなんかではスコアが悪いのに、実際の表示速度は早いという特徴があります。(プラグインも強力な物使っているので・・・)
内部SEO対策
こちらはGoogleの構造かデータテストツールで、内部施策を調べたものですが、当然エラーなし、警告なしです。
しっかりしたテーマです。
先ほどのYslowスコアを見ても分かりますが、しっかりした対策が取られていますね。
ハミングバードの特徴
SEO対策 | |
表示速度 | |
デザイン | |
初心者向け | |
AMP | X |
複数サイト | X |
ライセンス | 買い切り |
レスポンシブ | 〇 |
サポート | 購入から30日間 |
アップデート | 随時あり |
注意点 | 1ライセンス1サイトのみ |
注意点2 | デザイン済みデータがないので、自分ですべて設定 |
価格 | 7.980円 |
総合 |
ポイント1 初心者でも使いやすいテーマ
ポイント2 動きのあるポップなサイトにしやすい
ポイント3 安い!が高機能
ポイント4 使っている人が多くないので読者の目を惹きやすい
特徴のあるアニメーションでサイト全体がおしゃれでポップになり、読みやすさが高いです。(Internet Exploreではアニメーションは作動しません)
読者の離脱が多い人は、このテーマに変更すると読者の回遊率や滞在時間も上がると思います。
残念なところは、デザイン済みデータがないので、全て自分で設定をしなくてはいけません。といっても、見やすいインターフェースだし、多くの事が出来るわけじゃないのでカスタマイズも楽にできます。
価格
ハミングバードは、有名テーマの中でも最安値に近い価格で販売されています。
とは言っても、他のテーマは複数サイト使用がOKなものがほとんどなので、そこまで安い感じもしません。
1つのブログで頑張る!って人や、次のブログは新しいテーマで!って人にはお勧めですね。
デザイン性
こんなにかわいいサイトはあまり見たことが無いってくらい、かわいいサイトが作れますね。
上のスクショはデザイン例で、赤で囲った場所を見て欲しいのですが、「テーマカラーやヘッダーイメージなどをうまく設定すれば、サンプル写真の様に変化自在にデザインを変えることが出来ます」と書いてあります。
上手く設定すれば・・・?教えてくれないんでしょうか?
ここが初心者にはちょっとだけ大変なパートなのですが、デザイン済みのデータが配布されていないので、全部頑張って自分で設定しないといけません。
とは言っても、ヘッダーの設定は3種類しかないので簡単にできますが。
- 画像無しのシンプルなヘッダー
- カルーセル付きのヘッダー
- 画像ありのヘッダー
他にも、色の設定などサイトの重要な個所も簡単に設定できます。
ちょっとした項目の名前は各テーマで違うことがあるので覚えないといけませんが、感覚で出来るようになっています。
初心者向けのテーマ?
先ほども少し言いましたが、初心者でも使いやすい・設定しやすいテーマです。
カスタマイザーも分かりやすい言葉で書いてあり、基本的にクリックしていくだけなので早ければ1時間もかからずに設定が出来ます。
ただし、記事を書く時にオリジナルのショートコードを使えるのですが、これがちょっと面倒くさいですね。
クリックで使えるわけじゃなく、いちいちテキストエディタでHTML記述をしなくちゃいけません。
このようなボックスを使いたいときは、HTMLで記述しなくちゃいけないのですが、他の有料テーマでは基本的にクリック一つで挿入できます。
ちょっと面倒ですね。
まぁ、慣れたら問題ないんですけどね。
他にもCTA(コール・トゥー・アクション)と言って、販売やダウンロード、メルマガ登録など何かしら読者に行動を喚起するものもですが、これも記事下に簡単に設定できるし、アドセンスやアフィリエイトバナーリンクもサイドバーやタイトル下などにすぐに設定できます。
上のスクショの様にカスタマイザーには広告の設定項目があるので、ここに必要なリンクを貼り付けるだけでOKです。
AMP
AMPとはAccelerated Mobile Pagesの略で、GoogleとTwitterが共同でオープンソースプロジェクト立ち上げたものになり、簡単に言うと、モバイルページを高速で表示しようというものです。
時々、グーグル検索からスマホで記事をクリックしたときに高速でページが表示されるものってないですか?
これがAMP化されたページは、GoogleのCDNなんかにページがキャッシュ(記憶)されているので、本来のウェブサイトを読み込まずにすでにキャッシュされたページ(読み込まれたページ)が表示されるんです。
なので読み込み時間が0なんです。
ハミングバードには標準でAMP化機能がないので、設定する場合はプラグインが必要になります。
複数サイト利用は禁止
OPEN CAGEから販売されているテーマは全て、複数サイトでの使用が禁止されています。
ブログを1つだけ運用する人であれば問題ありません。
もう一つブログを作る時は、次のサイトに合った別テーマを使ってみてもいいかなと思います。
アフィリエイトサイトを立ち上げるならTHE THOR(トール)やAffinger5がおすすめですよ。
またライセンスは買い切りなので、1年更新とかではありません。
中には1年更新のテーマもあるのでお気をつけて。
レスポンシブデザイン
ハミングバードはレスポンシブデザインになっていて、スマホから見た時のサイトもすごく見やすくなっています。
多くのサイトはスマホからの流入が多いので、ここは重要なポイントです。
設定は特になしです。初めから勝手にレスポンシブになっています。
サポート
分からないことなどがあれば、テーマ購入から30日間は無料メールサポートが利用できます。
他の優れたテーマと比べるとサポートはあまり充実しているとは言い難いのですが、基本どのテーマを使っても、グーグルで検索したほうが良い回答が探せることが多いですね。
ただし30日間は無料で使えるので、最初の設定やカスタマイズで分からないことがあればどんどん質問しましょう。
まとめ
ポイント1 初心者でも使いやすいテーマ
ポイント2 動きのあるポップなサイトにしやすい
ポイント3 安い!が高機能
ポイント4 使っている人が多くないので読者の目を惹きやすい
他のブログとは一味違ったサイトが作れるし、ポップで読みやすい設計になっているので、ブログやサイトに1つにだけ使うという方にはおすすめです。
詳細や購入は公式ページからどうぞ。