wordpressには色々とテーマがあり、日々新しいテーマが生まれていますがその中でも人気が出てきているテーマ・STREETISTをご紹介します。
STREETIST製作者のSHIROMAGさんは、はてなブログも使っていて、カスタマイズの事を良く書いている人ですね。有名人です。
テーマはストリートスタイルをイメージしたテーマで、アーティスティックなサイトです。
見た目はかっこいいですが、中身はどうなんでしょう?
SEO対策や表示速度、使いやすさやコーティングなどは他の優良・有料テーマと比べてどうなんでしょう?
そういった疑問を解決できるよう、下記にてご紹介していきます。
STREETISTの比較性能
まずはテーマの読み込み速度や内部SEO対策、価格などの比較を紹介します。
計測に使ったのはGtmetrixで、公式ページのデモサイトや実際に使っているサイトで比較しています。
プラグインやサーバー、デザインでも数値は変更するので、参考値としてみて下さい。
STREETISTの読み込み速度
Streetistの公式サイトはどのテーマを使っているかを非表示にしているので、計測しませんでした。
という事で、実際にStreetistを使っているサイトで計測しました。
早いですね。まぁ、プラグインも強力なものを使っているのですが。
このサイトの設定はコレです。
- エックスサーバー
- All in one SEO pack
- Jetpack
- その他高速化に関係のないプラグイン4つ
テーマ側でも結構高速化対策をやっているのですが、やっぱり強力プラグインを入れたら速くなりますね。
こう言ったプラグインは基本必要ないのですが、読み込み速度がちょっと早くなるので入れています。
お次にYslowスコアも見てみましょう。
STREETISTは本当に速いですね。
THE THORやAffinger5とほぼ互角のテーマは、今のところ初めてです。
主な個所はCDNとADD Expires Headers、DNS look upsくらいですね。
ADD Expires Headersは、ヘッダーからフッターにJavascriptを移せば改善できますが、不具合が出るかもですね。
すべてテーマ側のものなので、ここは開発チームに頑張ってもらいたいですね。
とは言っても、かなり速度対策をしてあるテーマです。
- CSSのインライン化
- Javascriptの最適化
- 画像遅延読み込み
- Youtube動画の画像化
など必要な事はやっているので、初心者にも優しいですね。
最後にこのサイトのトップページのテーマ・THE THOR(トール)との比較です。
Streetistのサイトは記事数もかなり多いのですが、Total Page sizeが511KBとかなり低いですね。
これが高速化に役に立っているのでしょうね。
SEO対策
まぁここは当然ですが、エラーと警告なしですね。
しっかり作られています。
StreetistはJSON-LDで記述されているので、グーグルが読み取りやすいサイト設計になっています。
他にもこう言ったSEO関連設定が出来ます。
- noindex
- nofollow
- meta description
- シェアボタン、OGP
- アクセス解析タグ
- 高速化設定
プラグインを入れずにこういった設定が出来るので、ポイント高いですね。
価格の比較
これだけの性能があって1万4800円なので、お買い得ではありますね。
優良テーマは大体1万円~1万5000円の間なので、個人的には〇です。
STREETISTの特徴
SEO対策 | |
表示速度 | |
デザイン | |
初心者向け | |
アドセンスの設定 | |
AMP | X |
複数サイト利用 | 〇 |
ライセンス | 買い切り |
レスポンシブ | 〇 |
アップデート | かなり頻繁に有り |
サポート | |
総合 |
ポイント1 サポートが手厚い
ポイント2 初心者でも使いやすい
ポイント3 超高速表示がプラグイン無しで出来る
ポイント4 SEO対策が一つ上をいっている
フォーラムを見たらわかるのですが、エラーや不具合の報告をしたらその日中に修正してバージョンアップをしています。
例えばタイトル下のアイキャッチを非表示にしたいというコメントが来たら、6時間後にはその要望に答えれるように修正しています。
今現在は質問をしている人も少ないので、すぐに対応できているようです。
利用者が多くなれば対応する人も増えるでしょうが、初期メンバーとして今始めたら至れり尽くせりのサービスですね。
デザイン性
<STREETIST公式ページより>
製作者のSHIROMAGさんは、はてなブログで有名でBrooklyという人気テーマを作成した人でもあります。
テーマの特徴は、シンプルに・クールにです。
はっきり言って、簡単におしゃれにできます。
設定は「デザイン済みデータ」がないので、一から自分でやらないといけませんが、そこまで設定するところもないので比較的短時間で設定は終わります。
ただし、完全初心者は用語の名前など思えなくちゃいけないので、ちょっと時間がかかると思っていてください。(どのテーマを使っても同じですが・・・)
初心者でも使いやすいテーマ
初心者でも使いやすい特徴の一つとして、ビジュアルエディタで記事の装飾が簡単にできるので、HTML記述をしなくてもマーカーやボタン、タイトル付きボックス、Q&Aなどいろいろな物が使えます。
ショートコードから目次やアドセンス、吹き出し、横スクロールテーブル、レビュー用の星評価などいろんなものがクリック一つで使えるので、1~3日あれば機能を使いこなせるようになります。
何と言っても各名称に分かりやすい単語を使っているので、直感で使えるんです。
目次もプラグイン無しで入れることが出来るので、地味に嬉しい機能です。
出来ることならプラグインは少ない方が高速化にいいので、1つでも減らしたいですもんね。
あと、管理も楽になりますしね。
アドセンスの設定が簡単
STREETISTでは、アドセンスの設定が細かくできます。
- 各アドセンス用ウェジットの用意
- 記事内に自動挿入
- ショートコードによるアドセンス表示
- 記事一覧にインフィード広告
- 記事ごとにアドセンスの表示・非表示設定が出来る
アドセンサーは細かく広告の場所を変えて、収益を最大化するのですが、STREETISTだったら簡単にアドセンスをいろんな個所に入れることが出来ます。
ウェジットで設定したら自動で挿入されるし、ショートコードを使えば記事内で広告を入れたい場所に簡単に入れることが出来ます。
私もアドセンスメインのブログを運営していますが、こまめに設定を変えています。
アドセンスの位置が全てではないですが、場所を変えただけで200%以上収益が上がることもあったので重要な機能ですね。
AMP化
AMPとはAccelerated Mobile Pagesの略で、GoogleとTwitterが共同でオープンソースプロジェクト立ち上げたものになり、簡単に言うと、モバイルページを高速で表示しようというものです。
時々、グーグル検索からスマホで記事をクリックしたときに高速でページが表示されるものってないですか?
これがAMP化されたページは、GoogleのCDNなんかにページがキャッシュ(記憶)されているので、本来のウェブサイトを読み込まずにすでにキャッシュされたページ(読み込まれたページ)が表示されるんです。
なので読み込み時間がほぼ0なんです。
残念ながらSTREETISTは標準機能でAMPにできないので、プラグインを使ってやることになります。
でも、SHIROMAGさんなら要望を出したら機能を付けてくれそうですね。(どれだけ大変か知らないので勝手に言っているだけですが・・・(笑))
複数サイト利用可能
これは嬉しいですね。
どんなジャンルにも使えるし、サイトの数の制限もありません。
言ってみたら、このテーマ一つで20個のサイトを運営しても、問題なしです。
しかも、ここが他の優良テーマとの大きな差ですが、「クライアントの製作代行」に利用してもOKなんです。
ということは、「wordpressの制作代行します」なんて言う広告を出して、STREETISTを使ってサイトを作ってあげる商売をやっても問題ありません!
ただし、テーマキーを教えてはダメなので、制作してもらった人がバージョンアップしたい場合は、テーマを購入する必要があるので注意が必要です。
STREETIST以外のテーマで第三者の制作代行をする場合は、新規にテーマを購入もしくは、特別ライセンス版を購入しないといけません。
ライセンス
ライセンスは100%GPLです。これ珍しいんですよね。
通常は規制だらけで、これはいいけどあれはダメ、それもダメって多いのですがSTREETISTは自由です。
GPLとは
「フリーソフトウェアを共有したり変更したりする自由を保証する」
という意味で、簡単に言うと何やってもいいですよ、どう使ってもいいですよという意味です。
言い換えたら、テーマを誰かにあげても良いんですよね。まぁ、製作者の事を考えたらそんなことしてほしくないですが・・・
ただし先ほど言ったように、テーマキーを教えることは禁止されているので、他人からもらったSTREETISTのテーマでブログを作ってもアップデートが出来ないので、wordpressのバージョンアップや、大きな不具合が出たなんて時にサポート対象外です。
なので不具合があるまま使い続けるか、最悪wordpressの新バージョンに対応できないこともあるので使うことが出来なくなります。
すべてのサービスをフルに使うには、遅かれ早かれ自分でテーマを購入しないといけませんね。
レスポンシブ
当然STREETISTも、レスポンシブデザインになっています。
どのサイズのデバイスで見ても、おしゃれに表示されています。
しかも動きのあるテーマなので、パソコンでタブを小さく→大きくと変えると、画像が広がっていく様子も見れるのでおしゃれですよ。
ただのレスポンシブじゃなく、おしゃれなレスポンシブです。
アップデート
先ほども言ったように、アップデートは頻繁に有っています。
ユーザーから指摘があればアップデートもしているので、こんなに手厚く迅速に対応してくれるところは、他にはないですよ。
ただし、なんでもサポートしてくれるわけじゃなく、テーマ本体に備わっている機能に関する質問のみです。
まぁ、当たり前ですね。
なので、「こう言いうカスタマイズがしたいけど、やり方教えて下さい」とかはダメです。
この場合は要望として、「こういうカスタマイズがあったら嬉しいです」と伝えれば、やってくれるかもしれませんね。
まとめ
ポイント1 サポートが手厚い
ポイント2 初心者でも使いやすい
ポイント3 超高速表示がプラグイン無しで出来る
ポイント4 SEO対策が一つ上をいっている
シンプルでおしゃれなサイト運営をする人は、STREETISTが総合的に見て一番です!
詳しくは公式ページをどうぞ。