ここ最近Diverを使っている人が増えてきましたね。
SNSでもDiverをすすめる声が増えてきたし、概ね良い評価の口コミが多いです。
でも実際はどうなんでしょうね?
使いやすさやSEO対策、初心者向けでしょうか?
今回はDiverを、他の優良テーマと比較しながらご紹介します。
Diverの性能を比較
まずはテーマの読み込み速度や内部SEO対策、価格などの比較を紹介します。
計測に使ったのはGtmetrixで、公式ページのデモサイトや実際に使っているサイトで比較しています。
プラグインやサーバー、デザインでも数値は変更するので、参考値としてみて下さい。
Diverの読み込み速度
計測したサイトはカルーセルや動きのあるアニメーション、固定追従バナーなど多くの機能を付けているのでスコアは悪いですが、体感速度はそこまで遅いとは思いません。
画像が全て表示されるまでは時間がかかりましたが、ファーストビューは問題なく表示されます。(スクショは公式ページの計測結果です)
モバイルの方はGoogleのTestmysiteで、3.3秒とあまり良いスコアではないです。
ただしこれはデモページなので、使える機能をほとんど入れて宣伝している為遅いですが、普通に使えばもう少し表示速度は速くなりますね。
お次にYslowスコアを見てみましょう。
全体的に良くないですが、詳しい内訳はこのようになります。
デモサイトならではの警告が出ていますが、もうちょっと何とかできたらいいですね。
最初のAdd Expires headersは、ブラウザキャッシュ設定などでちょっとはどうにかなるのですが、このサイトのトップページには大きめのヘッダー画像に、カルーセルで記事を8つ入れているのでスコア0になっていますね。
CDNはデモサイトだからでしょう、設定していないのは。
DNS look upsはGzipの圧縮などでかなり改善できますが、標準機能が付いてないので対処していないようですね。
ただし体感速度は全然悪くないので、そこまで気にする必要はないですね。
価格
Diverはちょっと高めですね。
ただし高くても有名で評価が高いのは、それなりの理由があるはずですね。
それでは以下にて、Diverの特徴を紹介していきます。
Diverの特徴
SEO対策 | |
表示速度 | |
デザイン性 | |
デザインのしやすさ | |
初心者向け | |
AMP | 〇 |
複数サイト | 〇 |
ライセンス | 買い切り |
レスポンシブ | 〇 |
アップデート | 随時あり・無料 |
サポート | 〇 |
特徴 | アフィリエイター向け |
価格 | 1万7980円 |
総合 |
下記にて詳しく各項目を紹介していきます。
SEO対策
グーグルの構造化データチェックツールで、内部施策を確認しました。
完璧ですね。
当然エラーなしですべてが機能しています。
また、SNSでもSEOに強いという声も多く、実際にテーマを変更してから上位表示されやすくなったという声もあります。
HTML5とCSS3に準拠して作られているので、きれいにコーティングされていますね。
デザイン
ダイバーは公式ページを見てわかるように、かなりおしゃれでセンスのある造りになっています。
しかし、デザイン済みデータの配布がないので、全て自分で設定しなければいけません。
初心者にはかなりきつい作業です。
自分の思い通り、もしくは公式ページの様に作りたいと思っても、簡単には作れません。
初心者じゃなくても設定は難しいと評判なので、思い通りのサイトにするには時間がかかると思っていてください。
中には公式サイトで「CSSをコピペしたら同じようなデザインにすることが可能です」と、コードを教えてくれているのですが、標準機能で設定できないカスタマイズを公式ページのサイト設定ページで何で紹介しているの?って思います。
しかも無駄にCSSなんか追加したくないですよね。
すっきりした中身にして軽量化・高速化したいのに・・・
細かい設定が出来る反面、細かすぎて触るのが面倒になるかもしれませんし、必要な機能がないことがあるので、その場合はCSSを編集したりしないといけません。
おそらくですが、Diverは作った人が使いやすいと思うテーマで、みんなが使いやすいと思うテーマではない気がします。
しかも公式サイトでは、6記事ほど書いてからカスタマイズ(設定)した方がいいと推奨しています。
6記事?
ではそれまでは、何の設定もないダサいまま使えってことでしょうか?
初心者向けではない
先ほどのサイト設定もそうですが、初心者には向いていないテーマだと思います。
設定もHTMLの記述が必要な場面が多々あるし、こだわりたいならはっきり言って1ヶ月くらいは勉強しながらやらないといけないと思います。
公式ページに使い方や設定方法など記事は出ているので確認できますが、なんとグーグルの広告付きのページです(笑)しかもかなり短い記事に4つの広告!
そんなことしないと稼げてないのかな?って疑問に思います。
また、バグが意外に多いので修正するにはCSS編集をするか、その機能を使わないようにするしかありません。
数年放置されているバグもありますからね・・・
ただし悪い事ばっかでもありません。
サポート体制がしっかりしているので、分からない、出来ないことがあればメールサポートに問い合わせて問題を解決できます。
CSSやHTMLを教えて欲しいといった相談や、こういった機能が欲しいという要望を出したりも出来るので、この点をみると初心者に優しいテーマとも言えますね。
アフィリエイター向けの機能が充実
Diverは初心者には使いにくい反面、アフィリエイターに向いている機能が入っています。
例えば共通コンテンツ。
これは頻繁に使うコンテンツを登録しておき、記事内に1クリックで挿入できる機能です。
例えばランキングサイトや、このサイトの様に比較をやっているサイトは、別の商品であっても同じ機能が付いているものがあるので、似たような説明になることが多いです。
こういったときに、簡単に記事に同じ文言を入れることが出来ます。
かなり時間短縮になるので、嬉しい機能ですね。
また、内部リンクに使う記事の検索も「投稿の編集画面」から簡単に探せるので、楽です。
内部リンクは、別タブ開いて、記事を検索して・・・とやっていきますが、Diverなら執筆している画面上で検索できます。
AMP
AMPとはAccelerated Mobile Pagesの略で、GoogleとTwitterが共同でオープンソースプロジェクト立ち上げたものになり、簡単に言うと、モバイルページを高速で表示しようというものです。
時々、グーグル検索からスマホで記事をクリックしたときに高速でページが表示されるものってないですか?
これがAMP化されたページは、GoogleのCDNなんかにページがキャッシュ(記憶)されているので、本来のウェブサイトを読み込まずにすでにキャッシュされたページ(読み込まれたページ)が表示されるんです。
なので読み込み時間が0なんです。
なんとDiverは、記事作成画面にあるボックスにチェックを入れるだけでAMP化が出来ます。
しかも自動で最適化されるので、その他の設定が必要ありません。
複数サイト利用可能
Diverは自分が運営するサイトであれば、テーマの使いまわしが出来るので何度も購入する必要はありません。
ブログをやっているとリスクヘッジのためにいくつものサイトを運営するのですが、こういった場合でも1度テーマを購入したら大丈夫なので助かりますね。
中には1つのライセンスで1サイトしかダメなものや、1年更新してお金を払わなくちゃいけないサイトもあるので気を付けたいですね。
レスポンシブ
どのサイズのデバイスから見ても、洗練されたデザインで表示できるようにレスポンシブデザインになっています。
サイズにこだわりがある人は、サイズを設定して独自のサイズを設定することも出来ます。
サポート
先ほども少し紹介したように、直接のメールサポートが無期限・無制限で利用できます。
CSSやHTMLを教えて欲しいという相談も受け付けているので、かなり太っ腹なサポートが付いていますね。
また要望も聞き入れてくれるとの事なので、欲しい機能が追加されることもあります。
初心者には使いにくいテーマですが、サポート体制はばっちりなので根気よく使っていけば味が出るテーマですね。
アップデート
Diverでは無料でアップデートが出来るので、更新さえしていたら常に最新バージョンを使うことが出来ます。
開発チームは、実際にブログ運営していたWebデザイナーやシステムエンジニアが携わっていて、アフィリエイトプログラムの開発もやっていたそうなので、裏も表も知り尽くした人たちが作っているので安心して使えるし、サポートも受けられますね。
まとめ
他にもいろいろ特徴はあるので、紹介していきます。
- Youtube動画をアイキャッチにできる
- アドセンスの設定は広告設定から簡単にできる
- 入力補助
- CTA
- カテゴリページのおしゃれなカスタマイズが比較的簡単に出来る
- 記事にパスワードを掛けることが出来る
- CTA作成も簡単
- LP作成
- SNS提携
- ウィジットエリアでは比較的自由に設定できる
使いこなすには時間がかかりますが、ブログじゃなくアフィリエイトサイトをやりたい人にはお勧めです。