アフィリエイターに有名なAffinger5(WING)の実際の使い心地や、内部SEO、読み込み速度はどうなんでしょう?
有名なのには理由があるはずです。
今回はアフィンガー5を、他の有料テーマと比較しながら紹介していきます。
アフィンガー5と他のテーマの比較
まずはテーマの読み込み速度や内部SEO対策、価格などを比較していきます。
計測に使ったのはGtmetrixで、各テーマのデモサイトを計測しました。プラグインやサーバーなどによって数値は変化するので、参考値としてみて下さい。
私も1つのサイトでアフィンガーを使っていますが、トップページの速度はそこそこですが、記事ページの読み込み速度はそこまで速いわけではないですね。
このサイトはメインにTHE THOR(トール)を使っていますが、Affinger5はトールの半分ほどのスコアです。
アフィンガーやその他のテーマも同じですが、色々と簡単に機能を付け加えることが出来るので、カルーセルを付けたり、あれもコレも付けたりしていると表示速度は下がりますね。
次はYslowスコアと言う、テーマの速度・内部SEO対策にも関係する部分を比較します。
Affinger5はスコア81とかなりの高得点を出しました。
この部分のスコアが低いと素人では改善が難しいのですが、アフィンガーであれば運営会社の方でかなり対策を取っているので、安心して使って大丈夫ですね。
次に価格の比較です。
多くの有名テーマは1万円~1.5万円くらいなのですが、アフィンガーも1万4800円と相場の中に入っています。
これを高いと取るか安いと取るかは、皆さん次第です。
最後にこのサイトのテーマ・トールとアフィンガー5の比較です。
サーバーなどの環境が違うので単純に比較できないですが、この様になりました。
アフィンガーもシンプルにしたら表示速度は速くなるので、あまり問題もないかと思います。
アフィンガーはそれよりも、アフィリエイトがしやすい造りなので有名ですね。
Affinger5の特徴
SEO対策 | |
表示速度 | |
デザイン性 | |
初心者向け | |
AMP | 対応 |
複数サイト利用 | 可能 |
ライセンス | 買い切り |
レスポンシブ | 〇 |
アップデート | 随時あり |
サポート | マニュアルやフォーラム、ステ子掲示板 |
運営会社 | 株式会社オンスピード |
価格 | 1万4800円 |
総合 |
SEO対策やデザイン性などは評価が高いですが、サポート体制があまり充実していないので、wordpress初心者にはちょっと難しい場面もあります。
ただし基本的に使いやすいインターフェースにはなっているので、1~2週間もあればすぐに慣れてくるでしょう。
また、他の有料テーマでは標準で付いている機能なども有料プラグインとして販売しているので、Affinger5の性能を全部使おうと思うと、追加でプラグインの購入を検討する必要があります。
ただし多くのテーマでも同じですが、稼いでいる人たちは有料プラグインを入れることが多いので、結局は同じかもしれません。
内部SEO対策
上の画像はアフィンガー5を使っているサイトの内部施策を、Gtmetrixで調べたものです。
使っているプラグインは以下になります。
- EWWW Image Optimizer
- WP Super Cache
- Autoptimize
- Scripts-to-footer
- Lasy-load
CDNの設定はゆくゆくやろうと思っているのですが、今現在はやっていないのでスコアが0になっていますね。
Add expires headerは、グーグルアナリティクスやはてなブックマーク、フォントなどが警告を受けています。
エックスサーバーを使っていたらある程度は簡単に改善(ブラウザキャッシュ設定をクリック)できますが、ここは運営会社に頑張ってもらいたいですね。
HTTPリクエストはAutoptimizeで結合したりしているのですが、まだ十分じゃないようです。
一番最後のMake Javascript and CSS externalは、個人のサイトなので気にすることはありません。これは誰でも使えるHPであったら対応するものなので、関係ないですね。
この内部施策は知識がある人だったらテーマに手を加えて色々出来ますが、ほとんどの人はそんなことをしないと思うし、知識がないとブログが真っ白になったりするので扱わない方がいいかと思います。
表示速度
Affinger5を使っているサイトの、トップページと記事のモバイル表示のスコアです。
モバイルでのトップページ読み込み速度は68なのでそんなに悪いわけじゃないですが、私はカルーセルなんかも付けているので、シンプルにしたら70台半ばくらいです。
記事の表示速度は、遅いですね。もうちょっと何とかしたいのですが、あまりシンプルなサイトにもしたくなかったので、今現在はこうなっていますが、あとあとシンプルにするかもしれないのでその場合は、表示速度も50半ばくらいになると思います。
ちなみにPC表示は80台後半なので、ばっちりです。
デザイン性
サイトのデザインは、「カスタマイザー」、「ウィジット」、「テーマ管理」でいろいろと設定できるので、色々な見た目のサイトが簡単に作れます。
企業風のサイトや、飲食店のサイト、クラブっぽいサイト、ECサイト系、Youtuber向けのサイト、かわいいブログ、おしゃれなブログ、人の数だけたくさんのサイトが出来るってくらい、色々な設定が簡単にできます。
しかも、
- 初心者で設定が分からない
- 設定が面倒
- 早く使い始めたい
と言った人向けに、無料でデザイン済みのデータを提供しているので、初めてwordpressを使う人や、細かな設定が面倒な人は、デザインをインポートしてちょっとした設定(画像など)をするだけで次ぐに使い始めることが出来ます。
通常他の有料テーマのデザインは、「似通った物が多く、一目でテーマの判別がつく」のですが、アフィンガーに至っては分からないことが多いです。
十人十色なサイト設計が出来ます。
初心者向けの使いやすさ
完全初心者だとどのテーマを使ってもそうですが、覚える用語が多いので簡単と言うわけではないですが、難しいものでもありません。
デザインの変更などは先ほど言ったように、デザイン済みデータをインポートすればすぐにできますが、自分で最初から設定しても意外に簡単ですよ。
ちょっとした用語は覚えないといけませんが、カスタマイザーは分かりやすい言葉で書いてあるので感覚的に操作ができます。
中にはかっこつけた言葉で項目があるテーマもあるのですが、Affinger5は上の画像の通りです。
「全体カラー設定」「ロゴ画像」「ヘッダー画像」「メニューのカラー設定」など、ブログをちょっとでもやっていたら分かるような用語ばかりですね。
色の設定も基本的に1クリックでできるので、初心者でも使いやすいです。
SNSボタンの設定も、数クリックで簡単です。
記事作成画面の操作は少し場所と名前を覚えないといけませんが、これはどのテーマを使っていても同じですね。
色々試してみて、どんな機能があるか使ってみましょう。
これはエディタのスクショで、クラシックエディターを使っています。
メタキーワードや、メタディスクリプション、カラムの変更に広告を表示するかしないかなどの設定も、この画面から出来ます。
あまり必要ないですが、リダイレクト機能も付いていますね。
ビジュアルエディターでは簡単に文字を大きくしたり、マーカーで線を引いたり、会話調にしたりといろんな機能がすぐに使えるようにしてあります。
また、アフィリエイトに必要なボタンも簡単に使えますよ。
AMP
AMPとはAccelerated Mobile Pagesの略で、GoogleとTwitterが共同でオープンソースプロジェクト立ち上げたものになり、簡単に言うと、モバイルページを高速で表示しようというものです。
時々、グーグル検索からスマホで記事をクリックしたときに高速でページが表示されるものってないですか?
これがAMP化されたページは、GoogleのCDNなんかにページがキャッシュ(記憶)されているので、本来のウェブサイトを読み込まずにすでにキャッシュされたページ(読み込まれたページ)が表示されるんです。
なので読み込み時間が0なんです。
Affinger5の記事をAMP化するには、投稿ページでAMP設定・AMPに対応するにチェックを入れるだけです。これだけでAMP対応になりますが、色々と設定のルールがあり、初回だけはAMPページ用に広告やウィジットの設定が必要です。
多くの有料テーマはAMP化が標準機能で出来ない物が多い中、Affinger5は簡単に設定できるので助かります。
AMPは、今後当たり前の機能になるので対策が遅れているテーマは今後苦境に陥ると思います。
複数サイト利用可能
有料テーマの中には、購入しても1サイトのみで使用可能・2サイト運営している場合はもう一つ同じテーマを購入しないといけないものもあります。(こんなテーマがある事自体すごいですね・・・)
アフィンガーはその点、心配無用です。
一度購入したら、自身が運営するサイトであればいくつのサイトでも使用できます。
レスポンシブテーマ
今の時代、レスポンシブになっていないテーマはほとんどないと思います。
Affinger5でも、当然レスポンシブデザインになっていて、特に設定などなくレスポンシブになっているので助かりますね。
アップデート
アップデートは、基本的にダッシュボードに更新マークが出るので、これをクリックしてテーマ、プラグイン、wordpress自体のアップデートが出来ます。
もしくは会員ページにアップされるので、そちらで確認が出来ます。
アフィンガーでは上のスクショの様に、何がどう変わったかの詳細を教えてくれるので嬉しいですね。
バージョンアップの内容を通知しないテーマもあるので、安心して使えるし、バージョンアップも逐一されているので、wordpressのバージョンが変わって今のテーマでは不具合があるなんて時も、すぐに修正されています。
サポート
サポートはマニュアルや会員ページでの情報開示、ステ子掲示板に登録して同じアフィンガーを使っている人に質問が出来ます。
Affinger5のテーマ作成チームが回答するわけでなく、善意のアフィンガー使用者が回答するので、本当に欲しい回答があるか分かりません。
個人的にはこのサポート面だけが特色がないと思っています。
アフターフォローは人員もお金もかかりますが、ここまでやってくれたら最高のテーマなんですけどね。
とは言っても分からないことがあれば、ネットで検索するのが一番早いとは思いますが・・・
価格
価格は1万4800円と安くはないですが、この機能を考えれば高いものでもないですね。
複数サイトに使えるので、今後ブログが増えていく人にはうってつけだし、アップデートもされていくので記事を書くことに集中できます。
ちなみに私は今7つほどのサイトを運営していますが、主に使っているのはTHE THOR(トール)・Affinger5です。
この2つは他のテーマと比べても、抜きんでていますよ。
まとめ
ポイント1完全初心者には簡単ではないが、それはどのテーマを使っても同じ!すぐに慣れる
ポイント2複数サイトに使えるので、長い目で見たら安い
ポイント3アフィリエイトで稼ぎやすい機能が満載
他にも有料専用プラグインなどもあるので、Affinger5を極めたい人はプラグインを購入しても良いと思いますよ。
購入・詳細は公式ページをどうぞ。